東大阪市の工場火災で消防19台出動 目撃者は「黒煙がなかなか消えない」
17日午後1時前、大阪府東大阪市玉串町東2丁目にある近藤化学工業で火災が発生した。しらべぇ取材班は、消防や複数の目撃者から話を聞いた。
■非常ベルがなっている
東大阪市消防局によると、午後0時54分に工場から「白煙があがり、非常ベルがなっている」との119番通報が入った。消防車両19台(うち救出車1台)が出動し、消火活動にあたっている。午後3時半現在けが人の情報は入っておらず、鎮圧・鎮火にも至っていないという。
現場は大阪府立花園高校近くで、周辺には小学校やスーパー、回転寿司チェーンなどが立ち並んでいる。近藤化学工業はプラスチック総合メーカーで、原材料の企画・設計・開発、製造、販売、それら原材料を使用した製品の企画などを行っている。
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■サイレンが連続して聞こえた
現場を目撃した人は、「午後1時過ぎにサイレンが連続して聞こえてきたので、外環方面を見ていたんですが煙などなく。 少ししてもサイレンがまだまだやってくるので布施方面を見たら黒煙が。 それが午後1時15ごろです」と火災発生当時について話す。
また、「黒煙がなかなか消えなかった。けが人がいないか心配でした」と語った。
■なかなか鎮火しない
現場近くで火災を目撃した要さんは、「なかなか鎮火しなかった。また、現場周辺が通行止めになっていた。工場の倉庫が燃えたようだ」と話す。
まだ鎮火しない…… pic.twitter.com/tEjYxEuLbs
— 要 (@masasimabe) July 17, 2021
さらに、煙の勢いが強く「天気が良いのに、曇り空みたい」に感じたという。東大阪市の午後1時の気温は32.5℃で、3メートルの風が吹いていた。