大谷翔平、MLBオールスターでの快挙に歓喜の嵐 「実力主義の米国で…」
【画像】マウンドで右手を振り上げ笑顔でガッツポーズをとる大谷
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、14日(現地時間13時)にアメリカ・コロラド州「クアーズ・フィールド」で行われたメジャーリーグのオールスター戦に先発。
チームが5-2で勝利したことで見事「勝利投手」となり、日本国内から歓喜の声が上がっている。
■最速161キロ
この日アメリカン・リーグの先発投手としてマウンドに上がった大谷選手。スターターとしてだけでなく、1番DHとしても打席に上がり、メジャーでも異例な「二刀流」選手として出場を果たした。
バッティングでは2打席無安打だったが、投げてはナショナル・リーグのクリーンナップを三者凡退。最速は約161km/hと速球を投げ込み、スタジアムを大いに沸かせた。
投球は一回のみだったが、名誉ある出番に投球後は笑顔も見せる大谷選手だった。ちなみにMLBオールスターゲームは独自規定があり、一度も対戦相手のナ・リーグがア・リーグの点数を上回れなかったため勝利投手の権限は先発・大谷選手にあった。
Filth. pic.twitter.com/qM6UoP3taH
— MLB (@MLB) July 14, 2021
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■日本人投手の勝利は2大会連続
昨年は新型コロナの世界的流行を鑑み、開催が中止されていたMLBオールスターゲーム。
前回2019年開催時には、当時ニューヨーク・ヤンキース所属の田中将大選手(現東北楽天ゴールデンイーグルス)が日本人史上初となる初出場での勝利投手に輝いており、今回それに続き初出場ながら勝利を収めた大谷選手の記録は「2大会連続」という歴史的快挙となった。