トラックが小学生の列に突っ込み2人心肺停止 地元建設会社は「現時点では回答できない」
28日午後3時25分頃、千葉県八街市八街の路上で小学生の列にトラックが突っ込んだ。しらべぇ取材班は、教委や事故を起こした建設会社から話を聞いた。
■下校途中の児童が
地元消防によると、小学生5人が事故に巻き込まれて2人が心肺停止、このほか6歳から10歳の児童3人が意識不明の重体だという。現場近くの八街北中学校グランドには救急車6~7台と、ドクターヘリ5~6機が入れ替わり着陸・離陸を繰り返す姿が地元住民に目撃されている。
八街市教育委員会学校教育課は、しらべぇ編集部の取材に対して「事故にあったのは、市立朝陽小学校の児童で下校途中だった。同じ地区に住む児童がまとまって帰宅していた。現在保護者説明会などについて学校と調整している最中」述べた。
関連記事:太田光、小学生死亡事故も起きた運動時マスクに持論 「かなり距離があって…」
■何もお答えすることができない
事故を起こしたのは、千葉市八街市の建設工事会社のユニック車だ。会社は、しらべぇ編集部の取材に対して「この度はお騒がせして申し訳ありません。現時点で何もお答えすることができない」と一方的に電話を切った。
■2019年には14人重軽傷
登下校中などに児童や生徒が事故に巻き込まれるケースが近年相次いでいる。2019年5月には滋賀県大津市で、散歩中の保育園児と引率の保育士の列に乗用車が突っ込み、2人が死亡、14人が重軽傷。
また、2018年2月には大阪市生野区で下校中に信号待ちをしていた聴覚支援学校小学部の児童らに、重機が突っ込み5年生の女児が死亡した。