舛添前都知事、静養発表した小池知事を批判 「マキャベリスト政治家の特色」
過度の疲労により公務を取りやめることを発表した小池百合子東京都知事に対して、舛添要一前東京都知事が24日、自身の公式ツイッターで言及。都議選の告示を直前に控えたタイミングで静養を行ったことを批判している。
■都議選の告示を前に
22日、小池知事は過度の疲労で静養が必要になったとして、同日午後、都内の病院に入院。27日までの公務を取りやめると発表した。
小池知事は、東京都の新型コロナウイルス対策や、開幕まで1か月に迫った東京五輪に向け、指揮を執ってきていた。今月25日には都議選の告示が控えており、地域政党「都民ファーストの会」の特別顧問を務めている小池知事の対応が注目されていた。
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■「彼女の最終目標は国政復帰」
この小池都知事の静養に対して、舛添氏はツイッターで言及。
小池都知事は静養中のため、都議会選初日には自分の党、都民ファーストの会の応援には出ない。彼女の最終目標は国政復帰、総理の座であり、討ち死にする仲間に未練はない。自公と手を握れば良いからだ。利用できる者は利用し、使い途がなくなったら捨てるのが、このマキャベリスト政治家の特色である。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) June 24, 2021
舛添氏は都議選の告示が行われる25日に、小池都知事が不在であることに「彼女の最終目標は国政復帰、総理の座であり、討ち死にする仲間に未練はない」「自公と手を握れば良いからだ」と小池知事が国政復帰のために、都議選に見切りをつけているのではないと指摘。
さらに舛添氏は「利用できる者は利用し、使い途がなくなったら捨てるのが、このマキャベリスト政治家の特色である」と小池都知事を批判した。