清原和博、うつ病との戦いを語る 「大坂なおみ選手の告白にも救われた」
元プロ野球選手の清原和博氏が20日、自身のYouTubeチャンネルを更新。覚せい剤取締法違反で逮捕されてから5年、現在戦っている病気について語った。
■重度の睡眠障害
清原氏は現在うつ病と睡眠障害に苦しんでいることを告白。1日の睡眠時間は1時間から長くて2時間〜3時間だという。睡眠できないことで1日中頭痛に悩まされており、ぼーとする時間が長いとも語る。
睡眠導入剤などに頼っても眠れない状態であり、医者からは入院を進められており、毎日悪夢を見ながら日々戦っていることを告白した。
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■いくつもの心の支え
病気に苦しんでいる清原氏だがいくつもの心の支えがあるとも語る。YouTubeもその1つで、現在行われている自身のYouTubeチャネルの「ダイエット企画」「ホームラン企画」のため毎日トレーニングをしている。
5年前はうつ病で寝たきりの状態になってしまい、「その時の状態にはもう戻りたくない。睡眠不足でつらい状態ではあるが日々頑張っている」とも。
また、自身の長男が大学野球公式戦デビューしたことも大きな支えになっているとのこと。小学生以来の息子の試合を見て「あっやっぱ頑張ろう」と勇気をもらえたとのことだ。
■大坂なおみ選手の告白も救いに
先日、うつ病であることを告白したテニスプレーヤーの大阪なおみ選手に自身も大きく救われたという清原氏。
今は、自分が鬱に苦しんでいることを告白して、「清原も同じように苦しんでいるんだな」と絶望の淵にいる人が、頑張ろうかなと思っていただけたら、こんなにうれしいことはないと最後のメッセージとして語っている。
解説者の仕事なども再開しつつある清原氏の今後の活躍に期待だ。