ゴミ袋には必ず記名? 『ケンミンSHOW』長野県特集に驚きの声
10日放送の『秘密のケンミンSHOW 極』(日本テレビ系)では、長野県について特集。さまざまなローカルルールや、県民の性格について、ネット上で話題になっている。
■「清く・貧しく・美しく」が美学?
長野県と群馬県、隣県同士の県民性を比較するかたちで組まれた今回の特集。「長野は超真面目なのに群馬は陽気で超オープン?」と題された企画タイトルのとおり、両県のインタビューではその対極的な性格があらわになっていく。
取材対象となった長野県民は、群馬県民について「やっぱ物怖じしねえ。根性がある」「悪気がないけど、すぱっと言ってくる」と語る一方、自身については「(何か話すとき)自分の中で1回考える。言っていいのかな…」とコメント。
また別のインタビューでは、長野県男性が「ギャンブルに情熱を燃やすような人間は嫌い」「『清く・貧しく・美しく』が美学」と語るのに対し、群馬県男性が「オート(レース)と競艇行ってねえと生きる張り合いがねぇじゃん」と訴えるなどし、スタジオに笑いが起きた。
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■「書いてないと…」
真面目な印象を与えた長野県だが、中でも視聴者の興味を引くローカルルールが。それは「ゴミ袋に記名をする」ということ。取材を受けた女性いわく、「書いてないと、ちゃんとした(分別された)ものが入ってても持ってってくれない」のだという。
思わず「マジっすか?」と驚いてしまう現地スタッフ。後日番組が、県内のゴミステーションを確認したところ、袋の記名欄には、もれなく住民の名字が書かれていることが確認された。
このルールに、視聴者からは「すごいしっかりしてる…」「几帳面だな。自分なら住めないかもれない」と驚きの声のほか、「え、ゴミ袋に名前書くのって普通じゃないの?」と県民の声も。ちなみにコメントを見る限り、県内でも記名・無記名で分かれているようだ。
■ゴミのルールは複雑?
しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の男女1,363名に調査を実施したところ、全体で27.4%の人が「住んでいる地域のゴミのルールは複雑だと思う」と回答。長野県の記名以外にも、さまざまなルールが自治体ごとに定められているのだろう。
番組調べでは、ゴミ排出量の少なさ(1日1人あたり)が日本1位だという長野県。記名だけでなく、捨てる・捨てないの分別も、しっかりできているということなのかもしれない。同県民の真面目さが存分に表れる特集となった。