東京都、30日のコロナ新規感染者は448人 前週比87人減で今後はワクチン効果に期待も
東京都福祉保健局が発表した30日16時45分時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、448人となった。重症者数は前日から7人増加して77人、65歳以上の新規感染者数は8人減少して36人だった。また、都外からの検体持ち込みによる陽性者は17人だった。
■日曜日の400人台は4月初旬以来
2021年以降の日曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月7日で237人まで減少していた。その後4月半ば以降はとくに急上昇し、5月89日には1,032人まで増加していたが、その後は3週連続で減少。今週は87人減となった。日曜日に400人台となるのは4月11日以来だ。
前週同曜日との比較で減少するのは17日連続。なお、前日と比較すると91人減となっている。
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■移動平均の前週比は不気味に上昇
直近7日間の移動平均は558.6人で前日より減少し、4日連続で500人台に。対前週比は3日ぶりに下落し、86.0%。12日連続で100%を下回っている。
また、年代別では、20代のみ100人を超えてが135人。30代・40代がともに73人と続く。男女別では男性264人に対して女性は184人。東京都の累計感染者数は160,695人となった。
■ワクチン効果に期待も
いまだ新規感染者数は高止まりしているものの前週比では減少が続く状況に対して、SNS上では「平日でもこのくらいまで減ってくれたら」といった評価の一方、「まだまだ多い。もっと減らしていかないと」と警戒の声も見られる。
また、ワクチン接種のスピードが急激に加速し、累計接種人数が810万人を超えていることもあり、「ワクチンの効果がそろそろ数字に出てくるだろう」といった期待も垣間見えた。