友人と車に乗った10人に1人が… ドライブ中に遭遇する「揉め事」
友人たちと遠出をする際、車を出してくれる人の存在はありがたいもの。そのときトラブルになりやすいのが「ガソリン代をどうするか、誰が払うか」という問題だ。
■ガソリン代でギスギスした割合
きっちりと割り勘にすべきか、もしくは食事を奢って調整すべきか頭を悩ませた経験がある人も少なくないだろう。
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,844名に調査したところ、全体の10.6%が「ドライブでガソリン代をめぐってギスギスしたことがある」と回答。10人に1人が経験していることになる。
性年代別で比較すると、男女ともに20代がもっとも高い割合になっている。学生時代に免許を取得し、ドライブに出かけることも増えるこの年代がもっともトラブルが多いようだ。
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■ドライバーが損しがち?
そして、この損な役割を引き受けがちなのは車を出すドライバーだ。ガソリン代、駐車場代、高速道路の料金など合計すると負担はバカにならないが、「ガソリン代は車を出した人が払うのが当然」「友人なんだから細かいことを気にするな」「ついでだからいいじゃん!」とドライバーに押し付けてくるケースも少なくない。
しらべぇ編集部が話を聞いた30代女性ドライバーは「負担する額が数千円になれば指摘できますが、少額の場合は言いづらい」と話す。ただ、少額であろうと女性が毎回負担しているとその額は大きくなるはずだ。
一方で、30代男性ドライバーは「ガソリン代は気にしない。自分も友人の車に乗るときは払わないし、車に毎日乗る地方ではわざわざ気にするほうが大変」と話している。