ヒロミ、緊急事態宣言下の政府に悲痛の問いかけ 「本当それ」と共感殺到
25日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、4都府県に出された3度目の緊急事態宣言がテーマに。ヒロミのコメントに注目が集まっている。
■「本当にベスト?」
東京、大阪、兵庫、京都の4都府県を対象とした今回の緊急事態宣言。過去2回の宣言では、解除までに1カ月半から2カ月半を要した中、来月11日までの2週間余りの短期間に、解除できる水準にまで感染を抑え込めるかが焦点となっている。
「どう思われますか」と意見を問われたヒロミは、昨年から課題となっている医療体制の拡充がうまくいっていない点などを挙げ、「期待してたんだけど」と落胆の色を見せる。
さらに、今回の宣言で仮に感染拡大が収まった場合を想定し、「また次に始まる(4回目、5回目と)。続いていくだけで…」と不安な様子で語り、「これで本当にベストなんですか? というのを聞きたい」と政府に問いかけた。
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■視聴者からは共感の声
少々悲観的に語ったヒロミ。しかし決して現状に諦めているわけではなく、「もう、ワクチン打たないとどうにもなんないですからね」と考えているようだ。
大型連休に合わせ、短期間に集中的な対策を講じる方針となった今回の宣言。酒やカラオケを提供する飲食店などに加え、百貨店やショッピングセンターなどの大規模な施設、東京都では劇場や映画館などへの休業要請も出るため、多くの国民が現状を嘆いているようだ。
それだけに「本当にベストなんですか?」とのヒロミの問いには、視聴者からは「本当にそれ。言いたいことを言ってくれた」「手足を縛られて、それで安全と言われても…」と共感の声が多く上がっていた。
■松本が恐れる「アフター五輪」
ちなみにこの件について松本人志は、頭を抱えるようにして「結局はね、1にも2にもワクチンですよ」とコメント。いっときテレビなどで耳にした「アフターコロナ」という単語を挙げ、「夢のまた夢」と語り、さらに五輪後の感染爆発を想像し「アフターオリンピックが心配」と語っていた。
国民全員にワクチンが行き渡るまではやむを得ない、といった論調だったスタジオ。それでもやはり医療体制や補償などの点から、政府への不満はたまってきているようだ。