「身長の悩みをなくせるように…」 女優・奥仲麻琴が目指した理想の洋服とは
女優の奥仲麻琴が、4月15日より展開されるオリジナルファッションブランド「KOL(Key Opinion Leader)」のディレクターを務めることが発表された。そこで今回は本人に直撃インタビューを行ない、ディレクターとしての意気込みを語ってもらった。
■それぞれの個性が炸裂
———以前より洋服の製作に携わった経験があるとのことですが、今回の「KOL」のメンバーに選ばれた感想はいかがでしょう。
奥仲:別のアパレルブランドでコラボ服を作った時は、全て私がデザインしたのですが、今回の「KOL」では豊島さん(プロジェクトに協力しているライフスタイル商社)の意見を交えて「みんなでいいものを作る」というスタイルでして。「こういう考えがあるんだ…!」と学ぶことが多いです。
「KOL」では、奥仲の他にも総合エンターテインメント企業「プラチナムプロダクション」の次世代モデルやタレント11人がディレクターを務めている。他のメンバーの服についてどのような感想を抱いたのだろうか。
奥仲:やはり「こういうお洋服デザインしたんだ!」と驚くことが多いですね。11人もいるとそれぞれ個性がすごくて…例えば蘭さんはまさしく蘭さんらしいデザインだし、林(みなほ)さんは大人っぽいデザイン。お客さんも選ぶ選択肢が多くて楽しいんじゃないかな?
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■コンセプトは「小柄を武器に」
———今回、奥仲さんはどのようなコンセプトでディレクションに臨んだのでしょうか。
奥仲:私は153cmで身長が低いんですよ。なので、低身長向けの商品を作ってみました。
お洋服って身長が低いと着られるものが限られてくるんです。どうしても丈が長かったりして「本当はこの服が着たいけど、身長が低いしやめとこう…」となるケースも少なくなくて。
そんな悩みをなくせるよう「小柄を武器に」をコンセプトにしてデザインに臨みました!
———これは、小柄・華奢な方にとって嬉しい話だと思います! 今着られている洋服はご自身でデザインしたものとのことですが、本日のファッションのポイントなどはありますか。
奥仲:これはウエストのラインを高めにしてありまして、そこに太いベルトを合わせることでウエストが細くくびれて見えるようになっています。小さいサイズの服ってゆるっとしたものが多いので、「小柄な人でもスタイルがよく見える」というのはポイントですね。
あと、パキッとした色は使わずにナチュラルカラーを選ぶようにしていまして、私生活に溶け込むのでどのシーンでも使いやすくなっていると思います!