東京都、9日のコロナ新規感染者は537人 20代だけで173人と増加続く
東京都福祉保健局が発表した9日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、537人となった。重症者数は前日から2人増加して43人、65歳以上の新規感染者数は21人減少して39人だった。
■2月上旬に迫る水準に
2021年以降の金曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは2月26日の270人。そこから右肩上がりで増え続け、ついに500人台を突破。500人台超えは4日連続となる。先週からは97人と大幅増となった。
なお、前日と比較すると8人減少している。
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■移動平均は440人超え
直近7日間の移動平均は440.9人と3日連続で400人台を突破。対前週比では115.6%となった。なお、30日連続で100%を上回ったことになる。
また、年代別では、20代が圧倒的に多く173人、30代が95人、40代が94人と続く。男女別では男性307人に対して女性は230人。参考となる3日前(4月6日)のPCR検査実施件数は、7,657件と発表されている。東京都の累計感染者数は124,987人となった。
■「まん防」希望は割れる
東京都、京都府、沖縄県にはまん延防止等重点措置が適用される方針だが、しらべぇ編集部がツイッターユーザーを対象に調査したところ、46.4%が「早く適用を」と回答した一方で、36.0%は「適用してほしくない」と回答。
自粛疲れもあるなか、国民の忍耐も限界に近づいているのかもしれない。