テレビの「砂嵐」はもはや死語? 羽鳥慎一のコメントに納得の声
31日放送の『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)では、昭和に流行した「懐かし言葉」について特集。番組MC・羽鳥慎一のコメントに反響が寄せられた。
■テレビの「砂嵐」は死語?
この日の番組では、ブラウン管テレビでたびたび現れた「砂嵐」が、わからない若者が続出しているとし、今や「死語」になっていると説明。砂嵐とは、ザーという騒々しい音とともに砂嵐のような映像がテレビ画面いっぱいに映し出される現象のことだ。
砂嵐は電波の受信する信号レベルが低下した際に発生するが、2012年3月31日をもって停波したアナログ放送にかわり、地上デジタル放送に移行した現在では基本的に見ることはない。
ホラー映画等では、砂嵐が恐怖演出に使われていることから、ネット上では「ホラー映画の砂嵐の画面、そろそろ通じなくなるのでは?」といった声もあがっている。
関連記事:羽鳥慎一の『モーニングショー』裏番組を応援する姿勢に称賛 「ライバルというか戦友」
■平成生まれ女子アナには通じず
平成生まれの斎藤ちはるアナウンサーは、「砂嵐」について「さすがにわかりますが、見たことあるかは…」とコメント。羽鳥は「最近、砂嵐見ないなって思ったら、デジタル放送だとないんですってね。昔はよく見ましたけど」と語る。
番組では、昭和時代に流行した「懐かし言葉」を紹介。「A面B面」というワードの意味を聞かれた斎藤アナは「CDの表題曲がA面で、サブの曲がB面」と回答するも、正しくはカセットやレコードの表裏のことを指す語だ。
斎藤アナとのジェネレーションギャップを受け、羽鳥は「昔の言葉が通じなくなってくるってことは時代が移っているということなんですね」としみじみ語った。