東京都、19日のコロナ新規感染者は303人 「横ばい」「変化なし…」
東京都福祉保健局が発表した19日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、303人となった。重症者数は前日から2人増加して46人、65歳以上の新規感染者数は15人減少して60 人だった。
■2日連続で前週を下回る
2021年以降の金曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは2月26日の270人。先週は前週比増だったが今週は1人減少した。18日に続き、2日間連続で前週同曜日と比較して減少している。
なお、前日と比較すると20人の減少となった。
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■9日連続で前週比100%超え
また、直近7日間の移動平均は297.0 人で対前週比108.6%。9日連続で100%を上回っている。
また、年代別では、20代が最も多く67人、30代が49人、40代と50代がともに38人と続く。男女別では男性172人に対して女性は131人。参考となる3日前(3月16日)のPCR検査実施件数は、8,253件と発表されている。東京都の累計感染者数は116,919人となった。
■「横ばい」「変化なし」
18日には、菅義偉首相が首都圏の1都3県に発出されている緊急事態宣言を、今月21日に解除すると正式に発表した。しかし、ネット上では「横ばいのまま」「先週金曜からほぼ変化なし」といった声が目立つ。
300人前後という状況からあまり変化が見られないことに、不安の声もつぶやかれている。