幼い3児を育てる母親が9歳の甥を惨殺 育児疲れに追い討ちをかけたものとは
子育て中の束の間の休息ともいえる昼寝。そのひと時を甥に邪魔された女性は、怒り心頭に発してしまった。ロシアで起きたむごたらしい事件の話題を、英国のメディア『The Sun』などが報じている。
■農機具小屋に多数の人の肉片
2019年5月、ロシア・クラスノダール地方の村バゴフスカヤで、ボグダン・クリフコくんという9歳の少年が突然姿を消した。そして昨年の夏、自宅近くの農機具小屋から悪臭が漂い始めたため警察が呼ばれ、ボグダンくんのものとみられる人の肉片などを多数発見。
失踪の前から不仲だったおばのオレシア・コミサロワ(28)が、最近になって犯行を認めたことから、殺人及び死体損壊、証拠隠滅などの容疑で起訴されていた。
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■母親を慰める役を買って出る
このほど行われた実況検分で、「ボグダンくんの遺体をバラバラに切断し、農業用の鉄瓶に詰め、砂と漂白剤を注いでから小屋に捨てた」と話したオレシア容疑者。
最初に行われた嘘発見器のテストをクリアし、その後は悲しみに打ちひしがれるボグダンくんの母親ナタリア・クリフコさん(32)を、精神面で支える役を買って出ていたオレシア容疑者。裁判で有罪判決が下った場合、最高20年の懲役刑が下るのではないかとみられている。