早くも「台風1号」が発生 日本海側では大雪が降る中で…ネットどよめき
18日、「台風1号(ドゥージェン)」が発生したと、日本気象協会などが発表した。日本では多くの地域で冷え込む1日となった中での台風発生の発表に、インターネット上では驚く声が。
■日本への影響はなし
発表によると、台風1号は18日午後3時頃、カロリン諸島で発生。21日頃にフィリピンに近づくと予想されており、現時点で日本への影響はないとのこと。
日本気象協会によると、2月に台風1号が発生するのは1996年以来25年ぶりのことだという。
なお「ドゥージェン」は中国が用意した名前で、意味は「ツツジ」。
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■大雪が降る地域もある中…驚く声
日本列島では、北日本を中心に大雪となっている地域も。そうした中での「台風1号発生」の発表とあって、インターネット上でも驚く声が。
ツイッター上では「真冬並みの寒さなのに台風1号発生したのか!?」「台風1号ってこんな時期に発生するんや」「台風1号とか早すぎん?」といった声が多数つぶやかれており、「台風1号」は一時ツイッタートレンド上位に。
■コロナ禍の台風の備え、できている?
2018年に西日本に甚大な被害をもたらした台風21号、記録的な暴風により、千葉県などで大規模停電が発生した2019年の台風15号など、台風による被害は記憶に新しい。また、しばらくはこれまでとは異なる「コロナ禍での台風の備え」が求められる。
しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,844名を対象に実施した意識調査において、「新型コロナ・台風・地震の3重災害のために備えをしている」と回答した人は、全体で29.1%だった。
自然災害の中でも、台風は「事前に備えることができる災害」。感染症対策グッズなども含めた、非常用持ち出し用品などの確認もしておきたい。