東京都、17日のコロナ新規感染者は378人 2日連続増加で下げ止まりも
東京都保健福祉局が発表した17日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、378人となった。重傷者数は87人と昨日より5人減、65歳以上の新規感染者数は昨日から7人減って85人だった。
■2日連続で前日比増
都内の新規感染者は、12日(金)以降は400人以下で推移。15日は今年に入って最少となる266人だったが、週明けの検査結果が含まれる火曜日以降はもともと月曜と比較すると増加する傾向が見られる。
17日は今年に入ってからの水曜日としては最少だが、昨日に続いて2日連続の前日比増。なお、400人を下回るのは6日連続となる。
関連記事:東京都、14日のコロナ新規感染者は371人 400人下回るも2日続けて増加傾向
■30代が最多
直近7日間の移動平均値も353.6人と前週比で69.6%。また、年代別では、30代(74人)・20代(66人)・50代(52人)で、30代の感染者が最も多くなった。
男女別では男性194人に対して女性は184人。参考となる3日前(2月14日)のPCR検査実施件数は、1,717件と発表されている。東京都の累計感染者数は108337人となった。
■舛添元都知事も評価
参考となる検査日(2/14)が日曜日のため検査件数が少なく、ネット上では「検査数が相変わらず少ない」といった心配の声も。一方、舛添要一元東京都知事は「先週の水曜日は491人だったので、着実に減ってはいる」と減少ぶりを評価するツイート。
また今日から接種がスタートしたワクチンにも言及し、「武器を手に入れたが、その効果が全国に波及するには時間がかかる。それまでに感染を拡大させないことが大事だ」と述べている。