河野大臣、新型コロナ用ワクチン接種時期を明言 「コロナ対策の切り札」
河野太郎規制改革担当大臣は16日、新型コロナウイルス用ワクチン接種の流れを説明するため緊急会見を行い、「明日から接種を開始する」「いよいよコロナ対策の切り札といわれるワクチン接種が始まる」とコメントした。
■12日にワクチンが到着
コロナ用のワクチンについては、12日にベルギーからファイザー社製ワクチンが日本に到着。今週から医療従事者を対象に接種が開始される運びとなっていた。
日本政府は同社と7,200万人分の供給契約を結んでおり、医療従事者、高齢者、基礎疾患を持つ人、そして一般向けという順番で接種を行なっていく予定だ。
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■「明日から開始」
冒頭、河野大臣は、「ファイザー社のコロナウイルスワクチンについては、14日に厚労大臣から特例承認が行われた。15日に厚労省の審議会で実施期間はおおむね1年間、接種対象者は16歳以上の者とする、1回目の接種を受けた3週間後に2回目を接種するという方針が公表された」と説明。
接種開始の時期については、「100の医療機関から先行接種候補者として提示されていた約4万人の医療従事者に対して、明日から接種を開始する」と明言。