「タクシー花見」に「レゴ花見」? コロナ禍で生まれた斬新な花見スタイル
中央公園や緑道公園など隠れた花見スポットが点在する東京・亀戸。その地元亀戸をPRする団体「カメイドタートルズ」が、新型コロナウイルス下のお花見について面白いトレンド予測を立てている。
■昨年から自粛ムード
昨年の花見シーズン、新型コロナウイルス感染が世界中で報告され、日本でもパニックが起こりかけた時期とあり、各地の花見は自粛ムードに。
あれから1年、各自の感染対策はかなり浸透したものの感染はさらに広がり、現在も2回目となる緊急事態宣言が発令されている。まだまだ外でワイワイするには早すぎる。
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■「ウォークスルー花見」
同団体は、「2021年も宴会や屋台を楽しむお花見は難しいと思われます」と分析した上で、「3密を避けた『ウォークスルー花見』や個室で安心な『タクシー花見』、自宅でインテリアとして楽しむ『セルフ花見』スタイルがトレンドになりそう」と予測。
「ウォークスルー花見」はシートを敷いて仲間と密集しながら飲み食いをするのではなく、桜を眺めつつ散歩を楽しもうというお一人様向けの花見スタイル。
とくに下町の川沿いは花見スポットが多くウォーキングにも最適とのことで、「一人で黙って食事をするだけの『黙食』は飛沫がしにくいとの指摘もなされているため、料理を片手に桜並木を歩いてみては」とも提案している。