「お店に並んだチョコ」のはずなのに… ある世代は別モノにしか見えないと話題
「すり込み」や「先入観」という言葉があるように、人間は過去の経験則を元に判断を下してしまうケースも少なくない。
近頃ネット上には「世代によっては違う光景になる」と話題の写真が存在することをご存知だろうか。
■じつは2年前にも一度話題に
1月中旬ごろから注目を集めているのは、店頭に並んだ不二家の「ルック4チョコレート」の写真…なのだが、話題のツイートの投稿主に詳しい話を聞いたところ、画像自体は「友人からの提供であった」ことが判明。
じつは話題の写真はツイッターユーザー・たえぞうさんによって2年前に既に投稿されていたもので、そちらが巡り巡ってやって来たという。
ルックチョコレートから漂ってくるこのカセットテープ感はなんだ? pic.twitter.com/K1dlFP9Cvw
— たえぞう (@taez0) May 28, 2019
ツイート本文には「ルックチョコレートから漂ってくるこのカセットテープ感はなんだ?」とつづられており、アラサー以上の世代の気持ちを見事に代弁している。
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■なぜこんなにも似ているのか?
近年再評価が進み、かつての値段とは比較にならない驚くべき金額を叩き出しているカセットテープ。
写真の「ルック」を見ると、確かに「サイズ感」や「外観に数字が書かれている」といった点が非常によく似ており、パッケージの色味もどこかカセットテープを彷彿とさせる。
実際、「色味とフォントが似てる」「言われてみれば完全にカセットテープですわ」といった具合に、同意のリプライが多数寄せられていた。
■発見者も「角度」が重要
元ネタであるツイートの投稿からは2年近くの年月が経過してしまっているが、たえぞうさんは発見当時の様子を「この(写真の)角度で見たらカセットテープっぽく見えるなという感じですかね」と回想してくれた。
「パッケージが全部見えてる状態だったらなかなか気づかなかったかもしれません」とのことで、絶妙な位置関係による「奇跡的な錯覚」であったと言えるだろう。