貧困と産後うつで凶行か 子供3人を殺害した容疑で子だくさん母を逮捕
4人の子を育てながら、大家族で暮らしていたある母親。その母親がおぞましい凶行に及び逮捕されたことを、『The Jakarta Post』などが報じている。
■家に残った母の凶行
インドネシア・北スマトラ州で暮らすある女(30)は、夫、両親、さらには4人の子と共に暮らしていた。下の子供たちはまだ幼く、5歳、4歳、そして2歳。手もかかる年頃で、女は心身ともにひどく疲れていたようだ。
そんな中、12月9日に夫と両親、そして一番上の子が一緒に外出。女は小さい下の子3人と共に、家で待つことを決めた。
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■子供たちを殺害
午後1時半頃、まずは上の子が祖父母と一緒に帰宅。すると下の子たちが首を掻き切られ死亡していたことから、すぐに父親に電話をかけ「家で大変なことが起きた」と知らせた。
慌てた父親の帰宅に続き警官隊も現場に駆け付け、女の身柄を確保。殺害に使用したとみられる刃物も押収した。
警察の捜査の結果、女は子育てに伴う経済的負担に苦しんでいたことが明らかに。それが子供たちを殺した理由のひとつとみて、当局は慎重に捜査を進めている。