女として生きるトランスジェンダー 恋人の孫をいきなり襲い殺害した罪で終身刑
決して荒々しいタイプではなかったというトランスジェンダーの女が、恋人の孫を無残にも殺害した。あまりにもむごい殺し方をした女を遺族は恨み死刑を望んだが、裁判官はいくつかの事実を考慮し、死刑ではなく終身刑を言い渡した。
■出会い系サイトでの出会い
米国・テキサス州ミラム郡で暮らしていたトランスジェンダーの女(30)が、出会い系サイトで出会った男性と恋に落ちた。
だが同男性には孫娘(1)がおり、諸事情があって世話を任されていたという。それを納得していたにもかかわらず、女は2018年12月に恋人の孫につかみかかり、暴行を開始。まだ1歳で抵抗できない赤ちゃんを、容赦なく殴りつけた。
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■恋人の孫を惨殺
赤ちゃんにパンチを浴びせ、叩き、そして揺さぶる。それだけやっても興奮状態は治まらず、女は約3分にわたって赤ちゃんの小さな体を押さえつけた。その圧力で、赤ちゃんの体の骨は粉砕。その後ようやく暴力をやめたが当然手遅れで、赤ちゃんはそのまま死亡した。
署に連行された女は、犯行の動機を問われ「イライラしていたんです」と供述。有罪を認めた女の極刑を遺族は望んだが、裁判で下されたのは、死刑ではなく終身刑だった。