ビートたけし、GoToキャンペーンの資金源に言及 「後でしっぺ返しくる」
21日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしが出演。同日に菅義偉首相が「GoToトラベル」について一時停止することを発表したことを報道した。
■4,000万人がGoTo利用
安住紳一郎アナが「今日の夕方、菅首相がGoToキャンペーン一部見直しについて言及しました。既に4,000万人くらいの人が利用したようです」とキャンペーンの状況や詳細について改めて説明。
このキャンペーンは全体の予算を国民で割ると1万4,000円ということで、「言い方に語弊はありますけど、14,000円分くらい使わないとちょっと損です」と安住アナは話した。
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■大きな会社が資金を提供すべき
現状を聞いたたけしは、「これみんな税金でしょ。後でしっぺ返しくるでしょどうせ」と資金源について言及。
続けて、「日本には大きな会社、お金持ってる会社がいっぱいあるのに、少し出せばいいよね」と大企業も国の困難をサポートするために資金を提供すべきと訴えた。
「だいたい我々がスカスカになるまでとられちゃうんでしょ」とこういった国の動きで苦しくなるのは国民であることを強調した。
■賛否両論の意見集まる
たけしの「後でしっぺ返しがくる」という持論に「このキャンペーンは本当に一部の人しか得してないもんな」「もっと国民のために使ってほしい。これで税金払うのはなぁ」といった共感の意見が多くみられた。
また、「大きな企業だってダメージは受けてるしそれは暴論」「国の危機だからまず政府から出すのは当然では」と厳しい声も寄せられていた。現段階では、いつから一時停止になるのか、感染拡大地域がどこかも発表されていない。GoToトラベルは今後どうなるのだろうか。