免許合宿が税金で半額に? 本当に「Go To」対象内なのか観光庁に聞いた
「合宿免許ワオ」を展開するインター・アート・コミッティーズが、合宿免許の料金に「Go To トラベルキャンペーン」を適応させたプランを公開し、ネット上で話題を集めている。
■額が大きいからこそ…
国内旅行需要を喚起させるため、この夏より開始されたGo To トラベルキャンペーン。旅行代金総額の1/2を国が支援する事業で、18日より予約受付を開始した「合宿免許ワオ」上には、同割引が適応された複数の新プランが掲載されている。
総額の35%が割引される上、その行き先で利用できる地域共通クーポン(総額の15%分)が付与されることを説明するため、同社は250,000円の合宿免許の例を挙げて割引額を説明。
料金総額の35%にあたる87,500円が割引され、さらに15%分である38,000円のクーポン券が配布となるので、顧客は実質約半額(125,000円程度)の出費で済む。
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■観光庁の回答は…
合宿免許では、その教習場の近くにあるホテルなどに宿泊する上、カリキュラムが組まれているため、余った時間で当地を観光する利用者も多い。
Go To トラベルキャンペーンを推進する観光庁の旅行振興室は「免許合宿でも宿泊施設を利用するので、キャンペーンの対象になります」と問題がないことを説明。そもそも新型コロナウイルスで瀕死状態にあった旅行関連事業者や宿泊施設を救済する側面があるため、地方に行って宿泊するという事実が重要なようである。
また、企画までの経緯などを聞こうと「合宿免許ワオ」運営元であるインター・アート・コミッティーズに複数回連絡をとったが担当者不在のためコメントはもらえなかった。
■ネットで話題に
ネットでは、Go To トラベルキャンペーンが合宿にも適応されるという新事実に「合宿免許にGoTo使えるのバグってて好き」「たしかに国内旅行ではあるからな」「GoToトラベルが合宿免許に適用されるのか…いいなぁ」「お前ら二輪の免許取れ!」と好意的な声が飛び交っている。
一方で「合宿免許って国内旅行扱いなの?」「合宿は旅行だった…?」「合宿免許もGoToトラベル対象なんか…」と驚きを隠せない声も多く見られている。