加藤浩次、読書感想文に代わる宿題を提案 「時代に合ってる」と賛同相次ぐ
13日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、楽しいサマーシーズンの悩みの種・夏休みの宿題について特集。
番組MCの加藤浩次が提案した内容に、称賛の声が多数寄せられている。
■特に苦戦した宿題は…
「子供が最後まで苦しんだ夏休みの宿題」なるランキングが発表されると、パネルには「自由研究」「漢字ドリル」といった定番の課題がズラリ。そんな中でトップを飾ったのは、「読書感想文」であった。
街行く人々に同課題の思い出を訊ねると、「ほぼ母親の代筆で賞をとってしまった」などの珍エピソードも登場。現在では「ネット上の文章を参考にして書く」といった手法もとられがちなようだ。
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■課題として定着した背景
読書感想文の起源について、教育ジャーナリストの佐藤明彦氏は約70年前の1950年代に動きがあったと分析。「戦後になって非常に自由な空気が出てくる中、一般の書籍を使って教育をしていこうという動きになった」「1955年に朝日新聞が読書感想文コンクールを開始した」と、同課題が夏休みの宿題として定着していった経緯を説明している。
53年にテレビの本放送が開始され、子供の読書離れが問題視されたことが同コンクールの始まる切っ掛けとなったようだ。