12歳少女が両親不在の家で暴行被害に 政府は犯人男に重刑を希望
家で両親の帰りを待っていた12歳の少女が、窃盗目的で侵入してきた男に襲われた。ひどい暴行で腸にまで大きな傷を負った少女は、搬送先で緊急手術を受けたが、状態は深刻だという。
■家に侵入した男
インド・デリーで暮らす少女(12)の家族は、経済的には決して恵まれていなかった。以前は少女の父親だけが工場で働き母親は専業主婦だったが、新型コロナウイルスの影響で仕事が激減。お金が足りなくなったことから母親も父親の工場で働き始め、少女がひとりで留守番していた。
そんなある日、盗み目的の男(33)が少女の家に侵入。少女を見つけた男は襲いかかり、凄まじい暴行で瀕死の状態になるまで痛めつけ、その後に逃走した。
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■重傷を負った少女
性的暴行を受けた少女は、頭部と顔面を鋭利な物で傷つけられ意識不明に。血だまりで倒れている姿を隣人が発見し、命がある状態で救急搬送されたが、その間も血が止まらないままだった。
腸内や頭部の損傷がとりわけ深刻で、搬送先で手術を受けたが今も意識はなく、呼吸も自力ではできない状態だという。また少女は体中に噛まれた傷ができており、骨も複数折れていることが明らかになった。