茂木健一郎、レジ袋有料化に疑問視 ネットでは「全く同意」と共感の声
脳科学者の茂木健一郎が、1日にツイッターを更新。同日開始された、レジ袋有料化に疑問視する意見を表明したところ、ネット上で「全く同意です」「そうなんですよね…コンビニでパスタ買えばプラスチック製のフォークがついてくるし」と、共感の声が殺到している。
■持ち手の付いたプラスチック製袋が対象
廃棄物や海洋プラスチック問題など、環境問題解決の観点から導入されたレジ袋有料化。経済産業省HPによると、今回有料化となるのは持ち手の付いたプラスチック製買い物袋のことを指し、持ち手の付いた紙袋や布袋、持ち手のない袋については対象外となる。
だが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大が起きている昨今。アメリカやイギリスでは洗浄しずらいエコバッグを繰り返し利用させない方がいいという理論があり、レジ袋の有料化を停止し、無料化に戻す動きもあるという。
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■なぜレジ袋だけが…
そもそも全てのプラスティック製品の中でなぜレジ袋だけをとりたてて言うのかがわからないんだよね。ストローもそうだけど。やめようと思えばやめやすいものに焦点当てているだけで、プラスティック全体が見えてない。
レジ袋 欧米は再び無料化の動き 新型コロナ感染対策でhttps://t.co/qHwUF3gaAb
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) July 1, 2020
同日配信の『NHK NEWS WEB』ではこの件について触れており、茂木は記事に反応。
「そもそも全てのプラスチック製品の中でなぜレジ袋だけをとりたてて言うのかがわからないんだよね。ストローもそうだけど。やめようと思えばやめやすいものに焦点当てているだけで、プラスチック全体が見えてない」とつづり、レジ袋だけに焦点が当たっていることを疑問視した。
■ファンも共感
茂木の主張に対し、「ペットボトルが一番ゴミ多いと思うんですけどね」「ポイ捨てとかの罰則を厳格化した方がいいと思う」と、茂木の主張に賛成しつつ、ほかにやるべきことがあると感じたツイッターユーザーからの声が上がっている。
一方、「目立つところからコツコツやることに意義」「『まずできそうなものから始めて徐々に』ということではないでしょうか」と、レジ袋有料化の趣旨をそう解釈する声も見られた。