たけし、河井議員夫妻の買収騒動に苦笑い 「もう票を売っちゃえば」
27日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしがモニター越しに出演。公職選挙法違反の疑いで前法相で衆院議員の河井克行容疑者と妻で参院議員の河井案里容疑者が逮捕されたことを先週に引き続き報道。
事態が急速の展開を迎えたことにたけしは苦笑いを隠せなかったようだ。
■回答が逆転
番組では、逮捕された河井容疑者たちから買収された疑惑のあった議員たちが「受け取っていない」と回答した2~3日後に揃って「受け取った」と手のひらを返したことを特集。
通常は買収された側も罪に問われることから発覚しづらいが、今回は検察がGPSやメール、買収リストを使って問い詰めたのではないかと報道した。
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■「票を売ってしまえ」
ニュースのVTRを見ながらたけしは苦笑い。話を振られたたけしは「こうなってくると自分の金なら配ってもいいことにしたほうがいいんじゃないの。自分の金なら選挙民も喜ぶし」と驚きの提案。
「実際地元に利益を与えるために議員になってるんだから、やってることは同じなんだよね」と持論を展開した。
続けて「だから選挙民も票を売っていいことにすればいい。1票50万とかにして」と付け足しつつ「開票も即時開票にして、電光板写して。そうやれば1票1000万とかでも売れる」と語った。
■若い人ほど投票せず
買収問題や投票率の低迷など、選挙については問題も多い。しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,721名を対象に、「選挙について」の調査を実施。
年齢・世代別に見ると、若い人ほど投票に行っていない人の割合が多いようだ。選挙に対する教育や若い人でもわかりやすい説明がもっと充実してもいいのかもしれない。
また、若い人も選挙に興味を持って調べるといった意識の改革も必要だろう。
このような汚職が発覚すると「どうせ投票しても…」という気持ちになってしまう。議員には立ち回りにも徹底してもらいたいものだ。