選挙ポスターにアニメ制作会社が異例の発表 「訴えられたらまずくないですか…」
7月5日投開票の東京都知事選挙に立候補している、自営業の後藤輝樹が、アニメキャラクターのコスプレ姿に扮して制作した選挙ポスターをめぐり、24日、作品のアニメ制作会社が後藤や選挙ポスターとの関係性を否定する声明文を発表した。
ネット上では、「訴えられたらまずくないですか…」「どうするんだよ…」といった反応が上がっている。
■「私に投票せよ」と書き…
「後藤輝樹が命じる 私に投票せよ」とコメントが添えられ、アニメ「コードギアス」シリーズに登場するキャラクター「ルルーシュ」をモチーフにしたコスプレ姿で選挙ポスターを飾った後藤。
20日には、自身のYouTubeチャンネルで、「かっこいいでしょ~」と語っており、ポスターの完成度の高さに満足する様子を見せていた。
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■後藤は謝罪
ごめんなさい。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
2020年東京都知事選における選挙活動について|重要なお知らせ|SUNRISE INC. https://t.co/rKF8CeGhq3
— 後藤・D・輝樹(Terusama) (@gototeruki) June 24, 2020
だが、同作品のアニメ制作会社であるサンライズは24日、「『コードギアス』シリーズのキャラクター『ルルーシュ』をイメージあるいは強く想起させるコスプレ風衣装によるポスター等を用いた選挙活動を行っている候補者の方がいらっしゃいますが、株式会社サンライズおよび製作委員会、作品関係者とは一切関係がありません」と発表し、今回のポスター制作に一切関与していないと明かした。
名前を伏せつつも、後藤のことを指摘していることは明白で、同日、後藤も同社の発表を受け「ごめんなさい。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」と、同社の発表リリースを添えて謝罪していた。
■ネット上では…
そもそも許諾が下りる可能性は無いに等しい状況だが、「許可取ってなかったんですか…?」「サンライズを動かすとは…」と、ネット上では今回の騒動に衝撃を受けたという声が続出。
一方、「『ごめんなさい』の一言が言えない政治家が多い昨今、この人はきっと将来大物になる…」「ほかの政治家とは違いちゃんと謝ってる」と、潔く謝罪する姿勢を評価する声も上がっていた。