カッチカチの冷凍肉を美味しいまま素早く解凍させる裏ワザが完璧すぎ
自炊をしていると凍った肉や魚を「どう上手に解凍するか」誰もが悩む。
その答えを導く一冊の本があった。90年代後半から2000年代前半まで放送され、一斉を風靡したテレビ番組『伊東家の食卓』(日本テレビ系)の公式本『伊東家の食卓 裏ワザ大全集』である。
■意外とミスしがちな「解凍」
この本には、番組同様、様々な裏ワザが詰め込まれている。CDを上手に収納する方法や、絡まったテープをすぐ直す裏ワザなど時代を感じるものも多いが、中には令和の時代でも十分使える裏ワザがある。
今回試すのは、「カチカチに凍った食品を美味しく素早く解凍する裏ワザ」。添え書きには”冷凍のお肉やお刺身、そのままでは包丁で切れないし、レンジでの解凍は失敗して火が通りがち”とあり、人間は20年も同じ過ちを繰り返しているのか…と目頭が熱くなった。
最近はうまく解凍してくれるハイテク電子レンジや、ちょうど包丁で切れる程度にいい感じの冷凍をしてくれるハイテク冷蔵庫があるらしいが、貧乏一人暮らしを営む記者にはよくわからない。頼みの綱はブックオフで購入したこの本なのだ。
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■見た目は異様だが…
では早速やりかたを紹介する。
①アルミの鍋やフライパンを2つ用意する
②ひっくり返した鍋1の上に食品を置き、その上に鍋2を乗せる。鍋の底で食品を挟んでいる状態。
③10分待つ
すると旨味を逃さず急速解凍ができるというのだ。なんて簡単なんだろう。
早速実践。カッチカチに凍った豚ひき肉を鍋で挟んでみたところ、確かに10分でグニャングニャンに解凍された! すごい。むしろちょっと解けすぎたが、これはひき肉が小さかったせいかと思われる。
本には「食品の素材や量によって差はあるが、自然解凍で1時間のものは10分程度」とある。6倍速!シャアの2倍すごい!!