「アナタの子、殺しちゃって」 恋人の要求に応じた鬼父に実刑判決
離婚後に付き合い始めた恋人に娘を嫌われ、「あの子は悪魔」「だから殺してほしいの」などと言われ続けた男。その結果、男は恋人の望みを叶えようと決意し、大事にしていた娘を無残にも殺害し逮捕された。
■父親の恋人が抱いた嫌悪感
中国出身のある男は、苦い離婚を経て2017年には別の女と恋仲になった。
しかしこの女は男の幼い娘(7)をひどく嫌い、何かあるたびに「この子のせい」と責め立てるように。男は子煩悩で海外旅行にも娘を連れていくなどしていたというが、女への愛情、そして女が娘に対して抱いた嫌悪感ゆえに、父親らしい気持ちを徐々に失っていった。
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■「あの子は悪魔」と話した女
しばらくの交際を経て女は男の子供を二度も妊娠したが、そのたびに流産してしまったという。
ショックを受けた女は自暴自棄になり自殺を試みたが死にきれず、それを機にさらに男の娘を憎むようになった。ついには「流産したのもあなたの子のせい」「あの子は悪魔」「お腹の子を貪り食ったの」などと言って男を苦しめ、「あの子を殺してよ」と何度も男に強く要求。すると男は、徐々に女の望みを叶えたいと考えるようになっていった。