年の差カップルの部屋から、異様な臭いが漂ってくる。そんな通報を受けた警官隊が駆け付け、息絶えたふたりを発見した。現場の様子や遺体の傷などを考慮すると殺し合いになった可能性が高く、警察は薬物使用が事件の要因になった可能性も含め、慎重に捜査を進めている。
■喧嘩を繰り返したカップル
タイ・ローイエットで同棲していたあるカップルは、女性が43歳、男性が29歳という年の差カップルだった。
意気投合したふたりは、深い恋に落ちて同棲を開始。しかし男性の親戚によると、1年ほど経った最近では口論が増え、大声を張り上げる大喧嘩をして通報されることもあったという。
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■家から漂った異臭
警察がふたりの家から「異臭が漂ってくる」という通報を受けたのは、5月25日のこと。警官隊がすぐに確認しに行くと、血の海でウジ虫にまみれるふたりの遺体を発見した。
現場の状況と遺体の状態を総合的に判断した結果、警察は「第三者による殺害ではない模様」「ふたりが殺し合いになった末に絶命した可能性が高い」と判断した。