ブリーフ発想のマスクが誕生 「この穴からアイスコーヒー飲めます」
長引くコロナ禍で、注目を集めるようになった手作りのマスク。好きな柄を選んで着用そのものを楽しむ人も増えている。あとは、マスクにつきものの「不自由さ」をいかに解消するかだ。
■舞台衣装をやめてマスク作り
服飾・インテリア用布地のデザイナーとして活躍し、得意の洋裁で仕立て屋を運営してきた米国・ニューオーリンズ州在住のエレン・マコンバーさん。
これまではスパンコールを派手に効かせた舞台衣装のような作品ばかりを手掛けていたが、この新型コロナウイルス騒動でショービジネスが軒並みストップし、何とか収入を得るためマスク作りに乗り出したという。
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■オリジナル・マスクで自慢
マスクは今、その機能さえ果たしていればどんな色でも柄でも良い、好きな柄のマスクに愛着がわき、洗って何度でも使用しているという人も少なくない。
たとえば、オーガンジー・レースなどを重ねることでブラジャーのようにも見える「ブラマスク」がある。とてもかわいい、エレガントだと評判になり、「こういうマスクが作られだした頃に、自慢したくなるマスクの概念が生まれた」と言う人もいるようだ。