『クレヨンしんちゃん』藤原啓治さん追悼回 反則すぎる演出に「大泣きした」
2日放送の『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)で、野原ひろしが主役のエピソードを放送。SNS上で大きな反響を呼んでいる。
■ひろしフィーチャー回
この日は「オラの父ちゃんは世界一SP」と題して、4月12日に亡くなった声優の藤原啓治さんが野原ひろし役を演じていたエピソード3本を放送。
普段は情けないひろしが会社で一生懸命働く「父ちゃんの会社へ行くゾ」。接骨院に行くと嘘をついてゴルフの打ちっぱなしに行くつもりが、本当にぎっくり腰になってしまって誰も信じてもらえない情けなさ満載の「父ちゃんは日曜も大変だゾ」。野原しんのすけに弱みを握られて振り回されてしまう「オラお寿司屋さんだゾ」。いずれもひろしの魅力が詰まったエピソードだ。
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■「北埼玉ブルース」に反響
そしてエンディングでは、『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』のワンシーンなど、過去のひろしの名シーンなどが詰まった映像とともに、藤原さんが歌うアニメの挿入歌『北埼玉ブルース』が流れる。
『クレしん』ファン泣かせの粋な演出に、SNS上では「ひろしの北埼玉ブルース流すとか反則」「泣いたじゃん 大泣きしたじゃん」「流れた瞬間鳥肌立った」「こんなのズルすぎる」と反響が相次いだ。
■しんのすけに注目する声も
また、しんのすけの声に「昔のしんのすけの声も懐かしい」「今回は矢島さんSPでもある」との声も。2018年6月までしんのすけ役を演じていた声優の矢島晶子の演技を懐かしむ人や、作中に登場した懐かしい登場人物に思いを馳せる人もみられた。
ツイッターで「クレヨンしんちゃん」「北埼玉ブルース」がトレンド入りするほど反響を呼んだ今回の放送。『クレヨンしんちゃん』という作品、そして藤原さんが、多くのファンから愛されていることがわかる。