新型コロナ感染のボリス・ ジョンソン英首相へ 元患者から励ましの声が続く
新型コロナウイルス感染により入院していたボリス・ ジョンソン英首相(55)が、病状が悪化したことから6日(日本時間)に集中治療室に入った。
多くの国民がこのニュースに衝撃を受けるなか、同じウイルスに感染したものの回復した元患者たちが、「きっと大丈夫」と首相にエールを送っている。
■ジョンソン首相の病状悪化
3月末に新型コロナウイルス感染症の検査を受け、陽性の結果が出たことを公表したボリス・ジョンソン英首相。その後に検査入院したものの、自身のツイッターで「#StayHomeSaveLives」のハッシュタグをつけ、国民の安全を願う動画を投稿していた。
Another quick update from me on our campaign against #coronavirus.
You are saving lives by staying at home, so I urge you to stick with it this weekend, even if we do have some fine weather.#StayHomeSaveLives pic.twitter.com/4GHmJhxXQ0
— Boris Johnson #StayHomeSaveLives (@BorisJohnson) April 3, 2020
しかし、病状が悪化したため現在(日本時間8日)は集中治療室に入っており、それを知った多くの国民がショックを受けている。そんな中、元患者たちがメディアの取材に応じ、「元気になってほしい」「きっと大丈夫だから」と呼びかけた。
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■52歳男性の声
首相と同世代のスティーヴ・ヘイワードさん(52)は、やはり新型コロナウイルスに感染。
病状が悪化したときには「このまま死んでしまうのではないか」と悲観したが見事に回復し、「病院で働く皆さんは、私のような一般人だろうが首相だろうが、同じ大事な命を守るため、しっかり治療してくださいます」「首相も完治するよう祈っています」と英国メディアに語った。