『ニューバランス』米国工場でマスク製造へ 「かっこいい」と称賛の声
アメリカ・マサチューセッツ州ボストンを本拠地とする、スポーツシューズメーカー「ニューバランス(New Balance)」が、自社工場にて医療用マスクの開発・製造を実施することを発表。
公表されたマスクのスタイリッシュなデザインも相まって、日本のファンからも称賛の声が上がっている。
■国内2つの工場で製造へ
地域の医療機関と協議し、1週間ほどでマスクのプロトタイプを作成しました。4月中旬までに、マサチューセッツ州ローレンス工場とメイン州ノーリッジウォック工場を合わせて、週産10万枚製造することを目標としています。 pic.twitter.com/aZjoZc29LQ
— ニューバランス ジャパン (@newbalance_jp) April 4, 2020
マスクを製造するのは、アメリカ国内5つの工場のうち、マサチューセッツ州ローレンス工場と、メイン州ノーリッジウォッグ工場の2つ。
医療機関や研究開発機関と協議を重ねながらマスクのプロトタイプを1週間で製造し、4月中旬までに2つの工場合わせて週に10万枚の製造を目指す。
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■「今日からマスクを作る」
なお、同社は「Made shoes yesterday.Making masks today(昨日までは靴、今日からマスクを作ります)」というスローガンを掲げ、「今回のマスクの製造については商業的な目的ではなく、ニューバランスとして、COVID-19の大流行による経済的および公衆衛生危機の中で私たちの多くの従業員たちに誇りをもたらしています」とも説明している。
また、マスク製造と平行して、ガウンやフットカバーなど他のPPE(Personal protective equipment個人用保護具)の要求にも対応していく意向を示している。
なお、同社マスクの供給は、現状アメリカ国内のみの予定だ。