コロナ緊急会議の感染対策が炎上 「ドライヤーで鼻に温風」発言を謝罪
世界中の人々が怯えている新型コロナウイルスの大流行。欧米では、これまでコロナに感染しても重症化しないと考えられてきた10代の死が相次いで報じられ、警戒感はますます高まっている。誰もが特効薬やワクチンの登場と、感染予防のための正しい情報を待っている。
■コミッショナーが熱弁
米国・フロリダ州にあるオキチョビー郡で、行政会議に参加しているメンバーから奇妙な提言があったことが話題になっている。3月20日、新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急会議がオンラインで開かれた際、郡政委員のブライアント・カルペッパー氏がこう述べたという。
「ドライヤーで鼻の孔に温風を吹き込むといい。新型コロナウイルスは熱で死滅するそうだ」
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■呆れる郡民たち
郡の行政の重要ポジションにあるカルペッパー氏による提言に、郡民たちはひどく呆れてしまった。さっそくSNSを中心に、「熱風でウイルスが死滅するなら医者も病院も要らない」「だったらなぜ高温多湿な土地でも流行しているのか」と炎上。
するとカルペッパー氏は「ある医師が動画でそう指導していた。鼻が冷たいと感染しやすいそうだ。実際にそれがいくつかの病気の予防に有効らしい」などと釈明した。