貴乃花光司氏、飛行機で妊婦助ける 救助した女性の正体に衝撃…
29日に放送された『衝撃のアノ人に会ってみた!』(日本テレビ系)では、貴乃花光司氏が急病の妊婦を助けたエピソードが放送された。視聴者の間では、その時に助けた妊婦の正体が話題を呼んでいる。
■大柄な妊婦を助けた貴乃花
当時19歳と、史上最年少での初優勝を果たした貴乃花氏は、その直後にサイパンを旅行し、日本へ帰る飛行機でアクシデントに見舞われた。
離陸してから1時間後、身長178㎝で妊娠6ヶ月の女性が、機内で苦しんでいることが発覚。なんと、その女性は貴乃花氏が運び出し、そのおかげで一命を取り留めたという。
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■救助されたその後は…
あれから28年が経過し、貴乃花氏がその女性の元を訪ねた。なんと、あの時に救助した女性は、元全日本バレーの五輪選手だったことが判明。
女性は、全日本ではキャプテンを務め、現日本代表の中田久美監督とロサンゼルス五輪に出場し、銅メダルに輝いた。なお、女性は救助されたその後に再検査を受けた結果、腹膜炎と腸閉塞が始まってしまったことが分かり、お腹の子を産むことができなかったという。
「せっかく助けて頂いた命を守れなかった」と語る女性に、貴乃花氏は「お子さんはお母さんの体の中で生きてらっしゃいますから…」と、温かな言葉を送った。