自由業は8割も… 家で動物を飼育した経験は職業によっても違いが
ペットを飼っている人や、飼っていたことがある人も多いのではないだろうか。動物の飼育を通して、友人ができたり心が豊かになるなどメリットも多いが、賃貸のアパートやマンションではペット禁止の場所も多い。
さらに、エサ代や医療費もかかるため、金銭的にも余裕がないと動物を飼育するのは難しいのが現状だろう。
■半数以上が飼育経験有り
しらべぇ編集部が、全国10代~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、全体の54.4%が「家で動物を飼育したことがある」と回答した。
なお、男性52.0%、女性56.6%と男女ともに半数以上の人が動物を飼っていたことがあるようだ。
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■世代間で大きな差はない?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
ほぼすべての世代で、男女ともに半数以上に飼育経験があるようだが、男性は20代が37.3%、女性は40代が48.7%と、割合が低い結果となった。20代は女性の割合が58.1%と高く、男女間で20ポイント差がひらいているのが特徴的だ。
20代は就職や結婚など、環境の変化が多い年代でもあるだろう。20代女性はそうしたストレスを、動物を育てることで発散しているのかもしれない。20代男性は生活に追われ動物を飼う余裕がないのだろうか。
■自由業の8割が…
さらに、この結果を職業別に見ていくと…
もっとも家で動物を飼ったことがあるのは、自由業の人で77.1%と突出。続く64.3%の公務員と比べても12ポイント以上差が開く結果となった。また、もっとも割合が低いのは会社員で47.5%であった。
動物を家で飼うとなると、毎日の餌やりや排泄物の処理、散歩などの世話が必須になってくる。そのため、飼育環境にあわせて仕事場や仕事時間を調節しやすい自由業の人は、動物を飼いやすくなるのかもしれない。