インバウンド効果で急増? 女性は日本好きの外国人がいると嬉しい傾向
日本観光というと、神社仏閣や城、美術館など様々なものがある。これらは昨今増え続けている外国人観光客にも人気だろう。
観光地や繁華街に行くと、和服を着て日本文化を楽しむ外国人観光客を多く見かけることも、年々増えているように感じる。
■インバウンド効果で?
『インバウンド政策』で、様々なプロモーションが行われている昨今。例えば、日本政府観光局は、プロモーション事業として「ビジット・ジャパン事業」を実施。
外国人観光客は、2004年の3,839,661人から、2018年は27,766,112人(出典「日本政府観光局(JNTO)」)と増え続けており、効果が出ているようだ。
ただ、地域によっては効果が高かったところや、場合によっては問題が起こってしまうなどの様々な一面も。しかし、日本を好きな外国人が増えるのは嬉しいことではないだろうか。
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■7割強が「嬉しくなる」
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,733名を対象に調査したところ、「日本人を好きな外国人がいることは嬉しい」と答えた人は、全体の72.5%。
男女別では、男性は65.3%、女性は78.8%と、女性のほうが13.5ポイント高い結果。女性のほうが、共感性が高いイメージ。そんな傾向があらわれたのかも。
■10・60代女性が突出
さらに男女年齢別で見ると、10代女性が一番の高ポイントで87.7%。次いで、60代女性が82.3%という結果。全体的に見ても年代であまり大差ない傾向だが、20代男性のみが半数以下。
20代男性は、社会に出たばかりで、そういった感情面に注意する余裕のない人も多いのかも。
これからオリンピックでますます賑わってくるであろう観光業界。英語を話せる人も話せない人もこの機会に日本好きの外国人とコミュニケーションをとってみるのも面白いかもしれない。