プロ格闘家と4千円で戦い死亡した大学生 相手を知らなかった可能性も
お金稼ぎのために、無茶な試合に臨んだ大学生。活発で体力もあったがプロに勝てるわけがなく、あっという間に倒され死亡したと話題になっている。コーチの主張、そして関係者らの言い分には、大きな食い違いがあるもよう。責任を問われるのは、いったい誰なのか…。
■リングに立った大学生
中国のとある大学生は、体力や運動能力に自信があったため、キックボクシングの試合に出ることを決意。彼のためにファイトマネーも用意され、大学生はコーチをつけて1ヶ月間トレーニングに励んでいた。
そして11月30日、何度もKO勝ちしたことがある、19歳のプロキックボクサーとの試合に臨んだ。
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■大学生の死
しかし、大学生との実力の差はあまりにも大きく、攻撃を受けて大学生が倒れこんだのは試合開始からわずか36秒後。大学生は搬送先で治療を受けるも昏睡状態に陥ったという。
胸部外傷、腹部外傷、心挫傷、消化管出血など重傷を負い、12月20日に他界。回復することなくこの世を去ってしまった。