バーテンダーもグルで女性を集団レイプ 4つ星ホテル従業員の男5名に禁錮刑
海外に旅した際は、観光スポットを回った疲れをとるため、そして何より安心して眠るため、安全で評判のよいホテルに宿泊したいものだ。
■ドリンクに薬を盛られる
2016年10月、イタリア南部の人気観光地であるアマルフィ海岸やカプリ島にも近いナポリ県メタ・ディ・ソレント地区のホテルで、イギリスから来た女性の観光客が従業員の男5名に性的暴行を受けるという悲惨な事件が起きた。
犯行は計画的でなんとバーテンダーもグル。プールサイドのバーで提供されたドリンクにいわゆるデートレイプ・ドラッグが盛られていたことがわかっている。
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■狙われたのは25歳の娘
被害者の女性は当時50歳。男たちの当初の狙いは彼女と一緒に宿泊していた当時25歳の娘だった。だが娘はドリンクを飲んだ後に吐き気を訴え、館内のトイレにしばらくこもっていたことが幸いしたという。
その間、眠ってしまった母親はプールの裏手の貯蔵庫に運び込まれ、そのなかで暴行を受けていた。
男5名はその様子をスマートフォンで録画し、メッセンジャー・アプリのWhatsAppにアップ。それをグループ全員が閲覧するなど犯行はきわめて悪質なものだった。