太田光、芸能人薬物犯罪者「一発アウト」に反論 杉村太蔵と激論し賛否
24日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で、薬物犯罪者の芸能界復帰について「一発アウト」を主張する杉村太蔵に太田光が独自の見解を示し、賛否両論となっている。
■杉村太蔵が「一発アウト」を再主張
番組では先週杉村太蔵が合成麻薬MDMA所持容疑で逮捕された沢尻エリカ容疑者について「一発アウトとするべきだ」と激昂した様子を放送する。
この論理について一般人からは同意の声が多かったものの、堀江貴文氏やカンニング竹山が異論を唱え、田中裕二も爆笑問題のラジオ番組で「反対」を熱弁したと紹介された。
杉村太蔵は改めて「一発アウト論」について「私の考えはいささかも変わりません。昨日逮捕されて今日復帰の話をするのは、あまりにも早すぎる」と話す。
そして、「違法薬物に手を出したら一発アウトなんだっていうことですね、私としては太田さんやテリーさんのようなですね、この業界のリーダーの方々にしっかり示していただきたい」と主張した。
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■太田光が反論
その後デーブ・スペクターから「薬物に手を出したアーティストが今大活躍している」と質問が。杉村は「(そのケースは)時代に合わない」と話す。
ここで太田光が、「誤解しないでほしいのは(復帰)オッケーとは言ってないんだ僕は」割って入り、「ほかの社会オッケーなのか?」とツッコミを入れる。杉村太蔵は「もちろんです。テレビは厳しくすべきだ」などとコメント。
不満そうな太田は、「この薬物問題っていうのは、一つは犯罪の面もあるけど、病気なんだっていう考え方もあって。そういう人たちも見てて、やっぱり自分たちがもう1回やり直せるって信じてる人たちもいるから」と主張。
さらに、「テレビの役割って厳罰っていうことも一つはあると思うけど、正義を問うってことも一つあると思うけど、そういう人たちも見てるってこともやっぱり片方で意識するべきじゃないの」と語る。
杉村太蔵は「発信する対象が違う。そこが議論が噛み合わない原因」と困惑気味にコメントした。