夫婦仲の良さは「車で座る席」でわかる? いつまでも恋人のようにいるための方法
11月22日は「いい夫婦の日」。せっかく結婚したんだからいつまでも仲良くいたいもの。しかし、子供ができると子育てに必死でなかなかキャッキャウフフする時間もない。
そんなことをきっと多くのパパママは感じていると思うが、トヨタがなかなか興味深い内容の動画をYoutubeに公開した。
■結婚25年の夫婦が久しぶりのドライブデート
それは、結婚25年で4児を持つ長谷部さんご夫婦が、スポーティな走りができることで人気のコンパクトSUV「C-HR」に乗り、ドライブデートをするというもの。
助手席に座った奥さんと、運転を楽しむ旦那さん、二人で自分たちの景色を楽しむ光景は動画を見ているこちらがにっこりしてしまうほど。自分もこんなドライブデートをいつかは楽しみたい…。
奥さんは子育て中にも助手席に座っていたものの、いつも後ろばかり見ていて自分の景色は楽しめなかったという。こんな不満を多くの妻が、じつは抱えているのだろうか?
■仲の良い夫婦は妻が助手席に座る?
しらべぇ編集部が全国40代から60代の、自動車を保有、または過去に保有していた既婚者男女400名に「車に乗る際の座席」を、自身が考える夫婦仲の良さ点数別に調査。
旦那さんは点数関係なくほとんどが運転席なのに対し、奥さんは点数が上がるほど助手席に座る割合が高くなり、後部座席に座る割合が低くなることが判明した。
さらに、仲が良いと考えている奥さんは子育て後助手席に座る確率が1割ほど増えるという面白い結果に。ちなみに、点数が4点以下と答えた奥さんが助手席に座る確率は変化がなかった。
■仲良し夫婦の旦那さんにインタビュー
では、動画のように仲良く夫婦2人で運転席と助手席に座りドライブデートするにはどうすればいいのだろうか?
その秘訣を探るべくインタビューしたのは、自他ともに認める仲良し夫婦で、埼玉県川越市でパン・スイーツ・ナポリピッツァ・ドーナッツを究めるMADE IN JAPANの機械開発メーカー「ツジ・キカイ」山根証社長。実際に夫婦仲良くいるための秘訣を聞いてみると…
「いま子供は社会人と大学4年生なのですが、この前久しぶりに夫婦でドライブデートをしたら非常に新鮮でした。長野県へ行って妻が好きな建築家の建造物群を見たり、絶景が楽しめる塩尻市の高ボッチ高原に行ったり。もちろん温泉や食事も楽しみました。
たとえば妻が行きたいところを考えて旦那さんの運転で行くだけで楽しいはずですし、それを共通の趣味としてドライブデートを対等な関係で楽しめば、仲良くいることができると思います」
確かに社長の言うとおり、出かけるにしてもどちらかがつまらなかったら楽しむことなんてできない。まずは二人で目的地を相談してみたら、奥さんの意外な一面が見えたりして面白いかも。
そして目的地には旦那さんの運転で行き、道中で会話を楽しむことができたら、いつもと違う景色も楽しめてドライブデートもより楽しくなるはずだ。
■動画で奥さんが言っていたことを思い出す
そういえば動画でも奥さんが
「子供たちのための風景だったけど、今日は自分が楽しめる」
「自分が行きたいところではないはずなので、私のことを考えて来てくれたのはキュンときた」
「家だとどうしてもお父さんとお母さんから抜けきれないけど、場所が変わると(抜けられるのが)すごい」
「恋人同士みたいだったり、熟年夫婦みたいに楽しめた」
と告白していたことを思い出した。旦那さんもドライブデートを体験して「こういう機会があってすごい良かった」と絶賛。結婚25年目の夫婦に新たな発見と感動を与えたドライブデート、いい夫婦でいるには絶好のアクティビティなのかもしれない。
この動画の裏話として、じつは撮影前に夫婦個別に行きたい場所を聞いたところ偶然二人とも同じ場所を言っていたのだという。ドライブデートが久しぶりなのに行きたい場所は一緒だったなんて、ステキすぎる…。
ちなみに、調査ではデートと言える外出をしたのは10年以上前という夫婦も28パーセントの割合でいた。いい夫婦の日を機会に、妻(夫)を久しぶりのドライブデートに誘ってみてはいかがだろうか。