昨今、スポーツジムの宣伝やメディアなどで、ダイエットに加えて「ボディメイク」という言葉を多く見かける。ダイエットは体重を減らすというイメージがあるが、ボディメイクは、そこからさらに美しい体つくりをするものだ。
■時代で異なる美意識
遺跡や絵画などから見ても、美しいとされる体型は時代や民族によって違うと考えられている。たとえば、1400年代のイタリア・ルネッサンス時代では、ボッティチェリの代表作『ヴィーナスの誕生』などから見ると、今でいう「ぽっちゃり」が美しいとされていたようだ。
現代では、細身が良いとされることも多い。時代や国によって美意識が違うことがよくわかる。
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■女性が突出
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1733名を対象に調査したところ、「自分の体型が気になる」人は、全体の67.6%。
男女別では、男性は56.5%、女性は77.3%と、女性のほうが20.8ポイントも高い結果。やはり女性のほうがスタイルを気にする人が多いのかも。
■10代は憧れが?
さらに男女年齢別で見ると、10代女性が一番の高ポイントで84.4%。
やはり女性は全体的に割合が高い様子。なかでも10代は、おしゃれや恋愛、友人関係など様々なことに興味が出てくる年代だろう。またSNSや雑誌などで可愛い人に憧れがつのりはじめることも。そんな傾向が現れたのかもしれない。
自分の理想の体型になれると自信もつき、いいことずくめだろう。しかし食事制限など無理をしすぎたら本末転倒。自分のペースで憧れの体型を目指していきたいものだ。