セクハラ・パワハラ問題が大きく取り沙汰されている昨今。「#Me too」など、声をあげた人々の尊いアクションによって、少しずつだが社会全体で人々の意識が変わりつつある。
しかし、残念ながら平然とパワハラ・セクハラ的な言動を繰り返し、省みない人はまだ存在するようだ。『Yahoo!知恵袋』に投稿されたとあるトピックが波紋を広げている。
■女性社員へのありえない一言
投稿者は、務めている会社で起こった出来事を打ち明けた。ある日、中年の男性上司が、若い女性社員に向かって「俺のカバン持ちにしてやろうか?」と言い放ったというのだ。
そのときの様子について、投稿者は「ニヤニヤしながら言っていた」「マジで気持ち悪い」とショッキングな心情を綴る。そして、他ユーザーに「これってセクハラですか?」と問いかけた。
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■「パワハラ」「罰してほしい」
高慢で、女性蔑視的にも感じられる上司の態度。そして何より、言われた側の女性社員の屈辱的な気持ちを思うと、いたたまれない出来事である。
こちらのトピックには、他ユーザーからも「セクハラというより、パワハラです」「気持ち悪い刑を、下したいです」など、多数の怒りの声が書き込まれた。
■パワハラに悩んでいる人の割合は…
「パワハラに該当するのではないか」というコメントも寄せられたこちらのトピック。しらべぇ編集部が全国の社会人男女251名を対象に実施した意識調査では、全体で2割弱の人が「現在職場でパワハラを受けていると感じる」と回答している。
日常的なパワハラに悩んでいる人は、決して少なくないようだ。
部下たちに対し、上司が日常的に高慢な態度を取っている様子も伺える投稿者の職場。何らか状況が改善されると良いのだが…。