万引き経験がある友人には失望する? とくに女性の目線は厳しく…
万引きは窃盗罪であり、刑法第235条により「10年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金」という刑罰が与えられる、立派な犯罪行為である。万引しているほうは軽い気持ちであっても、万引きが原因で閉店を余儀なくされる店舗もあるのだ。
万引きは犯罪であり、決して許される行為ではないと認識するべきだろう。では実際、世間の人たちは、もしも自分の身近な友人に万引き経験があると知ったら、どう感じるのだろうか。
■半数の人が失望する
しらべぇ編集部が、全国10代~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、全体の48.4%が「友人に万引き経験があると知ったら失望する」と回答した。
約半数の人が友人に万引き経験があると失望することが判明。なお、男性44.6%、女性52.1%と、男性より女性のほうが失望する人は多い傾向があるようだ。
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■高齢層女性は特に失望
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは60代女性で60.5%。50代女性が57.0%、10代女性が54.0%で続く結果となった。女性は20代の割合が40.0%と低い傾向がある。
一方男性は、もっとも割合が高いのが60代で49.7%、20代が46.8%で続く。男女ともに高齢層ほど割合が高くなっているのが特徴的だ。
■自営業は意外に…
さらに、この結果を職業別に見ていくと…
もっとも友人に万引き経験があると失望するのは、専業主婦が58.5%。男女年代別のグラフを見た際に、高齢層の女性の割合が高かったことから、この結果は頷けるだろう。続いて55.6%で会社経営者が、53.8%で公務員の割合が高い傾向がある。
対して、もっとも割合が低かったのは自営業の人で、31.3%であった。商売をしている人も多いであろう自営業の割合が低いのは、意外な結果となった。
万引きする人の中には、生活に困窮している人や、心の病気の人などもいるようだ。自営業の人は、そうした様々な事情を抱えた万引き犯とも対峙することが多いのだろうか、友人が万引きに手を染めてしまった経緯を考えるのかもしれない。