ゴミ屋敷アパートから退去を命じられた老婆 「豪邸暮らしだったから」と釈明
アパートで猫と暮らしていた老婆に、裁判所から「退去しなさい」との命令が下された。アパート内は足の踏み場もないほど物が溢れた状態で、確認に訪れた当局の関係者らも腰を抜かしたという。
■「出て行ってくれ」と言われた老婆
ウェールズで猫と一緒に暮らしているある老婆(70)の暮らしは、いま流行している断捨離とは無縁。
アパート内には歩くスペースもないほど物が山積みで、当局の依頼を受け室内を確認した消防士らは「こんなに汚いアパートは初めて見た」「火災が起きたら大変なことになる」と老婆に告げたという。
そこで老婆にアパートを紹介した団体は「8週間以内に片付けてほしい」と老婆に伝えたが、室内には物が増える一方で片付くことはなかった。
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■老婆の言い訳の数々
老婆によると、この安アパートに引っ越す前は寝室が5部屋もある屋敷暮らしだったとのこと。その家に保管してあった衣類などが大量にあり、それらを袋に詰めてアパートに運びこんだ結果、室内がとんでもない状態になったという。
またそのような状態で床を掃除できるわけもないが、老婆曰く「衛生面はバッチリなの」。片付けをしなかった理由については「体調を崩したせいで、8週間でキレイにするのは無理だったわ」と述べている。