オカルトか科学的か? 10代は催眠術を体験したい人が多い傾向
相手に暗示をかけ、コントロールする催眠術。かけられた側は、眠りと目覚めが半々の状態になるそうだ。通常生活のなかでは体験できない感覚だろう。
■明治・大正時代に流行
日本では、明治末期から大正時代のなかで流行した模様。当時は、催眠術や心理学を融合させた「霊術」という民間療法があったそうだ。
また、映画でも大ヒットした小説『リング』に登場する学者のモデル・福来友吉が、医学関係では催眠心理学の研究で文学博士号を取得。ブームを巻き起こした一人だったのかも。
現代ではメンタリストのDaiGoが有名だろうか。いずれにせよ、長年に亘って科学面からもオカルト面からも人々にとって関心の強いテーマなのかも。
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■約3割が体験したい
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1653名を対象に調査したところ、「催眠術にかけられてみたいと思う」人は、全体の30.1%。
男女別では、男性は28.0%、女性は32.1%と、女性のほうが4.1ポイント高い結果。女性はスピリチュアルや、カウンセリングなども興味のある人が多いイメージ。そんな傾向が現れたのかもしれない。
■10代は多方面で興味あり?
さらに男女年齢別で見ると、10代男性が一番の高ポイントで59.3%。次いで10代女性が52.4%と圧倒的に10代が突出した結果だ。
10代は、オカルトやスピリチュアル、またメンタリズムなどで催眠術というものが話題になることが多いのかもしれない。そうなると、必然的にかかってみたいと思うこともあるのでは。物事に対する好奇心が高い年代ゆえの結果なのかも。
自分で自分をコントロールできなくなる感じを体験してみたいという気持ちは、多くの人がもっているのかもしれない。チャンスがあれば受けてみたいものだ。