知人女性に手錠をかけて性的暴行 悪質な手口も「全て同意の上でした」
知人の女性に対し「とんでもない方法」をとり性的暴行をした男が逮捕された。しらべぇ取材班は、警視庁から事件の詳細を聞いた。
■女性と二人で酒を飲んだあと…
警視庁戸塚署は24日、新宿区西落合2丁目に住む会社員の男(37)を強制性交等・わいせつ目的略取・逮捕監禁致傷の疑いで通常逮捕した。
容疑は8月6日未明、知人の女性(30歳代)と二人で酒を飲んだ後、無理やり性交しようと考え、路上で自らの手首と女性の手首に手錠をかけて、タクシーに乗り、自宅に連行したもの。
その後、女性は逃げようとしたが、暴行して逃げられないようにして、不法に監禁した上わいせつな行為を行い、その際に、全治2週間のけがを負わせたという。
警察によると、男は「手錠の鍵は自宅にある」と言って連れ込んだ。調べに対して、「全て同意の上でした」と容疑を否認しているとのこと。
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■多数の手錠が…
インターネット上では、多数の手錠が販売されている。都内の防犯ショップを取材したところ、1,000円台から3万円台まで値段もさまざまな商品が揃えているという。
なお、警察が使っているものは、公開入札ではなく、専門業者から直接購入しているため、どんなものを使っているかのか分からないとのこと。
また手錠には、シングルロックとダブルロックの2種類がある。通常、手錠をはめた時に際限なく締まり、逆方向には動かない。これで拘束するシステムになっているが、どんどん動かすといくらでも締まってしまい手首と手錠が干渉して負傷の原因にもなる。
そのため、必要以上に締まらなくするのがダブルロック機構で、付属の鍵を利用しロックをかけることができるという。
■悪質すぎる犯罪だ
ネット上では、悪質すぎる計画的な犯行だという意見もあがっている。
「手錠を用意していたということは、酒に薬も入れる計画的犯行だったのでは」
「手慣れた犯行で余罪があるだろう」
「普段から手錠を持ち歩いていたのか」
「他人は変態と思え」
知人同士のため女性としては、「まさか」と思ったのかも知れない。どうも「油断も隙もない社会」になってしまっているようだ。