ボタンを押したくなるのは仕方ない? チコちゃんの解説に困惑の声
20日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「ボタンを見れば押すものだと思うのはなぜ?」が話題となっている。
目の前にボタンがある時、人は押してしまいたくなるものだが、幼児からの生活習慣によって決められているものだった。
■「ボタンが誘っている」
気になるテーマへの回答は「ボタンが押せと誘っているから」という。我々の生活がボタンを押したくなる衝動と影響しているようだ。
ボタンを押したくなってしまうのは、「アフォーダンス理論」が影響していると紹介。アフォーダンス理論は「afford(提供する)」 という意味の英語から作られた専門用語。
生活する環境から行動の意味をつける理論。例えば「ドアを見たら開けることができる」のような本能的行動ではないが、繰り返し行うことで身につく行動のことである。
「ボタンは押すもの」という幼児からの生活習慣のおかげで、ボタンを見ると押したいという気持ちになると解説した。
関連記事:小さな親切? エレベーターの開閉ボタンを押すマナーは必要か
■「誘われている…?」
ボタンから誘っているというチコちゃんの回答に「え…?」といった困惑の声が相次いでいる。
ボタンはなぜ押す・・・・ボタンが誘う・・・? #チコちゃんに叱られる
— 羅の雲(10月13日今津 行 ???) (@ranokumo) September 20, 2019
ボタン…確かに押しちゃうよ。パチンコのボタンは特に叩いたくなる#チコちゃんに叱られる
— 氷河LOVE (@heartbeat19621) September 20, 2019
ボタンが押せと誘っているから〜。なんぞ〜〜〜??? #チコちゃんに叱られる
— JunJun (@jun329) September 20, 2019
■エレベーターのマナー
日常に潜むボタンといえばエレベーターだが、そのマナーについて気になっている人もいるのではないだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,336名に「エレベーターの利用について」の調査を実施。6割の人が、エレベーター内でのマナーについて気にしているようだ。
幼児からの生活習慣によって現在の行動に影響していることは意外と多くありそうだ。自分の生活からどんな行動が「アフォーダンス理論」によって引き起こされているか考えてみるのも面白いかもしれない。